お客様の希望に沿った金型を製作するために色々な測定器が必要になります。
今回デモンストレーションを行ったのは測定器の中でもマイナーな部類に属する
硬度計のデモを行ってもらいました。
そもそも硬度計とは?
まぁ名前でそれとなく想像はつくでしょうが
硬さを測るための測定用品の事です。
硬さとは!
【材料表面にものを押し付けたりぶつけたりした時に、どれだけ変形しにくいか】を表す、
素材の機械的性質のひとつです。一般的には、硬ければ固い程摩耗しにくい、曲がらない、延びない、脆いといった特徴を持ちます。
硬さの測定方法によって硬さの単位も変わります
昔日本で一番よく使用されていたのは、HV(ビッカース硬さ)でしたが
今ではHRC(ロックウェル硬さ)が金型業界でも一般的になって来ています。
その他にも、ショア硬さ ブリネル硬さ ヌープ硬さと複数あり、
それぞれ求めている硬度の種類、測定方法が異なります
異なる測定法なので単位は違いますが、硬さ換算表等で換算する事が出来るようになっています。
弊社でも鋼材の仕上がり硬さを保証するために素早く正確に測定できる測定器の導入検討を行っています。
これからも客先の要望に応えれるように色々な測定器の導入検討して行こうと思います。